• HOME
  • 尼崎の相続税理士が教える!「遺産分割協議」

尼崎の相続税理士が教える!「遺産分割協議」

こんにちは、相続税理士の香川晋平です。

前回は遺産分割の方法を解説しました。
「遺産分割の方法」の記事はこちら

今回は、相続財産の「何を」「誰が」相続するかを決める話し合いの遺産分割協議について解説します。
香川晋平

 

遺産分割協議の進め方

遺産分割協議は、原則として相続人全員が参加しなければなりません。
これは不公平な遺産分割の決定が行われないようにするためです。

したがって、相続人が一人でも不参加の場合に行われた遺産分割協議は無効になります
相続人が遠隔地にいる場合などは一つの場所に集まることが困難ですから、遠隔地の相続人と書面を通じて協議しても構いません。

 

 

遺産分割協議の注意点

特別受益

特別受益とは、相続が開始する前に被相続人から贈与や遺贈により受け取った財産のことです。
実際の相続が開始したときに相続財産に加算して計算する場合があります。
例えば、被相続人の娘が相続発生前にマンションを買ってもらった場合、これを相続分として考慮する場合があります。

 

寄与分

被相続人の生存中に、財産の維持または形成に特別寄与(貢献)した相続人がいる場合、寄与(貢献)のない他の相続人と同等に相続財産を分配するのは公平を失することになります。 
このような場合に、寄与者に対して寄与(貢献)に相当する額を加えて相続財産を分割する制度です。 
例えば、付き添い介護を長男が行ってきた場合、長男の相続分に寄与分を加えて考慮するということです。

 

遺産分割協議書の作成

遺産分割協議書とは、遺産分割協議で決定した遺産を分割する方法や金額を記載した書類のことです。
遺産分割協議書には決まった書式はありません。
ただし、一つ必ず守らなければならないルールがあります

それは、相続人全員の同意のもとで作成するということです。

誰かが抜けていては効力がありません。遺産分割協議を行い、相続人の同意をとりつけるのです。

ただし、全員が一堂に会する必要はありません。
電話等で内容に納得してもらい、遺産分割協議を一通だけ作成して、郵送して押印してもらうだけでも同意は可能です。

手書きでなくてもパソコンで作成した書類でもかまいませんが、後々のトラブルを回避するために自書をおすすめします。


 

遺産分割協議書を作成するために必要なもの

●被相続人の除籍謄本、改製原戸籍、戸籍謄本
被相続人の住民票の除票、戸籍の附票
相続人の住民票
相続人の実印と印鑑証明書
財産の内容がわかる資料(不動産の場合:登記簿謄本、預貯金の場合:預金通帳、残高証明等)

 

 

遺産分割協議書の例

遺産分割協議書


 平成○○年○月○○日 河崎太郎(兵庫県尼崎市○町○丁目○号)の死亡により開始した相続につき共同相続人である河崎三郎と河崎恵子は次のとおり遺産分割の協議をした。


一.相続人河崎恵子は次の不動産を取得する。
 1.所在  ○市○区○町○丁目
   地番  ○番○
   地目  宅地
   地積  ○○.○○平方メートル

 2.所在  ○市○区○町○丁目○番地○
   家屋番号  ○番○
   構造  木造瓦葺2階建
   床面積    1階 ○○.○○平方メートル
          2階 ○○.○○平方メートル

二 相続人河崎三郎は次の預金を取得する。
 1.株式会社○○銀行○○支店の被相続人名義の預金
    普通預金  金○○○円
 2.株式会社○○銀行○○支店の被相続人名義の預金
    定期預金  金○○○円

上記のとおり協議が成立したので、その成立を証するため本書2通を作成し署名、押印の上それぞれ1通を所持する。


平成○○年○○月○○日
兵庫県尼崎市○町○丁目○番地○
  相続人 河崎三郎 印
兵庫県尼崎市○町○丁目○番地○
相続人 河崎恵子 印

 

 

 

遺産分割協議書は相続税の申告書にも添付が必要であり、慎重に作成する必要がありますので、専門家にご相談されてみることをオススメします。
もちろん、私どもでも遺産分割協議について、しっかりアドバイスさせて頂きます。
尼崎、西宮、伊丹、宝塚、大阪市西淀川区などの阪神間で相続にお困りの方は、お気軽にご相談下さいませ。

 



あんしんガイド

 

 

相続手続き・相続税申告に関する基本的な知識をまとめました


 

フッター画像

無料相談のご案内

料金表

事務所概要

スタッフ紹介

お客様の声

 

お気軽にご相談ください ご相談のご予約 平日10:00~18:00 03-6408-2791