尼崎の相続税理士が教える!「土器や石器などが埋蔵されている土地の評価はどうするのか?」
こんにちは、相続税理士の香川晋平です。
以前に、「土壌汚染地の相続税評価」について解説しました。
下記記事のリンク
https://www.hanshin-shinkoku.com/all/inheritance-tax-assessment-of-soil-contaminated-areas/
それでは、土器や石器などが埋蔵されている土地の評価は、どうするのでしょうか?
今回はこれについて解説しますね。
土地に埋蔵されている文化財を包蔵する土地のことを、埋蔵文化財包蔵地と呼びますが、昨年6月に国税庁から公表された「土壌汚染地の評価の考え方について」の中で、埋蔵文化財包蔵地の評価について、下記のように記載しています。
https://www.nta.go.jp/law/joho-zeikaishaku/hyoka/240705/pdf/01.pdf
埋蔵文化財包蔵地の価額 =
文化財がないものとした場合の価額 - 発掘調査費用に相当する金額
上記算式の詳細は、下記の通りです。
1 文化財がないものとした場合の価額は、文化財がないものとして路線価等に基づき評価した価額をいう。
2 発掘調査費用に相当する金額は、文化財がないものとした場合の価額が地価公示価格水準の8割程度とされていることとのバランスから、発掘調査費用の見積額の80%相当額とする。
3 発掘調査費用の見積額は、課税時期において最も合理的と認められる措置に基づき算定するのが相当である。
4 土地所有者において発掘調査費用の負担が生じない土地のほか、発掘調査費用が生ずる蓋然性が低いと認められる土地については、発掘調査費用に相当する金額はないものとして取り扱う。
5 発掘調査費用に相当する金額が、文化財がないものとした場合の価額を上回る場合には、文化財がないものとした場合の価額を限度とする。
上記のように、土壌汚染地や埋蔵文化財包蔵地の評価方法は複雑なため、専門家にご相談されることをオススメします。
もちろん、私どもでも、しっかりアドバイスさせて頂きます。
尼崎、西宮、伊丹、宝塚、大阪市西淀川区などの阪神間で相続にお困りの方は、お気軽にご相談下さいませ。
無料相談実施中!
相続手続きや相続税の申告、生前贈与等についてお悩みのことがありましたら、
西宮・尼崎相続相談センターにお気軽にご相談ください。
相続に強い税理士が、親身になってサポートいたします。
まずはメールかお電話で無料相談をご予約ください。
オンライン・対面で30分程度お話をお伺いした後、無料でお見積りいたします。
